ファミレスと人生と

道草こおろぎです。

今日は朝から風が強く、家を出る前は寒さを覚悟してましたが、いざ外へ出てみると生温い風で良い意味で拍子抜けさせてもらいました。

明日は寒くなるみたいですが。

時間を朝から飛ばして、大分県内のファミレスで今夕食をとっており、その少し離れた席に年配の女性グループの方が座っているのですが、聞こえてくるのは、

年金、病気、高額医療、ガン、貯金、狭いアパート、相続、とやらの重い現実的な言葉たちです。

思わず脂っこいチキン南蛮が胸につまりかけました。

そして生老病死、いう仏教のいわゆる四苦と呼ばれる言葉が頭に浮かびます。

仏教では、まさかの生まれること自体を苦の一つ(しかも一番手)としているのが驚きです。

まぁでも生きるとは苦しいのが当たり前と思えたら、気楽になるのも確かです。

いや苦しいのが前提とされる人生なら、そもそも生きたくないともなりそうですね。

生きていることは楽だor生きているのは苦しい

のどちらがしっくりくるか選べば、確かに後者と思われますw

楽でもあり苦でもある、つまりどちらともいえるっていうことも、しっくりとはきますが。

生まれることが苦であるならば、生まれていない状況は楽、なのだろうか。

そもそも生まれていない状況とはあの世のことだろうか。

あの世って何なんだろうか。

気づけばおばさま達は私に重い難題を残しまま、ぺちゃくちゃとお話しながら会計をすませ、さっさとお店から出て行かれました。

そして考え込む私の目の前のグラス(抹茶ミルク)の縁にハエがとまりました。

ドリンクバーを利用し、まだ二杯目半ばでしたが、これはいわゆるもう考えずに帰宅しなさい、という神のお告げかもしれません。

いやもしかすると聖書に出る悪魔で、ハエの王と呼ばれるベルゼブブのお告げかもしれません。

まぁどっちでもいいか。

帰ろ帰ろ(^^)

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